こんにちは、ぐるっとキッチン編集部のMr.Kです。
我らEBM江部松商事の熱い想いのつまった商品の誕生物語(ストーリー)をご紹介する『商品開発秘話』シリーズも今回でついに最終回😢
※過去2作のおさらいはこちらから↓↓
そして最終回の今回は、厨房での困り事を“色”で解決に導いたあの商品!
「EBM シリコンレードルマーカー」の開発秘話にグッと迫ります!
「えっ⁉レードルにテープ⁉」現場での衝撃
ある日、某大手チェーン店の厨房を視察していた時、調理スタッフがなんとレードルにカラーのビニールテープをぐるぐる巻きにしている光景を目にしました。
「これは一体…?」と思わず足が止まりました。
理由を聞くと、スタッフの方がこう教えてくれました。
「容量の違うレードルが一目で分からないんです。 特に外国人スタッフには“色”で分けた方が早くて確実なんですよ。」
その瞬間、ハッとしました。
私たちの「見れば分かる」は、必ずしも誰にでも通用するわけではない。
現場のリアルな声に頭をガツンとやられた瞬間でした😥
テープから、安全な“仕組み”へ
でも、カラーテープには問題も…。
時間が経てば剥がれ、最悪の場合は食品への混入リスクもあります。
安全で、しかも見やすく、すぐ導入できる方法はないのか? そこで江部松商事の開発チームが立ち上がりました🔥
キーワードは――「安全」「分かりやすさ」「スピード」。
そこで 着目したのがシリコン素材。
カラー展開が自由で、耐熱性も抜群、食品に安心!
しかも様々なサイズに対応すべく、レードルマーカーは単色で発売!
さらに後付けできるので、今あるレードルをそのまま使えます。
昨日まで使っていレードルも、今日からすぐに色分けできます。
こうして誕生したのが、 「EBMシリコンレードルマーカー」
対応柄幅10~18mm、耐熱温度250℃、5色展開。
洗って繰り返し使えるエコ仕様で、現場の“困った”を一気に解決しました✨
現場が変わった!導入効果は想像以上
導入した店舗からは次々と声が届きました。
「オペレーションがスムーズになった!」
「調理時間が短縮され、味のブレも減った!」
「新人研修の効率が上がった!」
“色があるだけで、仕事が変わる”――
たったそれだけのことが、こんなにも大きな成果を生むなんて、正直驚きでした。
次なる挑戦「調味缶」へ
この成功をきっかけに、開発チームは新たな挑戦へ。 「同じ悩みを抱える商品、他にもあるのでは?」
そこで生まれたのが、 「EBM 18-8カラーバンド調味缶」。
レッド・ブルー・イエロー・ホワイト・グリーンの5色展開。
A缶・S缶・P缶・F缶・N缶など用途に合わせて一目で判別可能。
味付けミスを未然に防ぐ――まさに“厨房の見える化革命”です💡
そしてボウルへ、塗装からバンドへ
さらに、ボウルにも“色分け革命”が。
従来の塗装カラーボウルは、食洗機で塗装が剥がれる問題がありました。
それが異物混入の原因になることも…。
そこで考えたのが、 「EBM 18-8シリコンカラーバンドボール」。
シリコンバンドは取り外し可能、食洗機もOK。
フラットリム設計で汚れが溜まらず、衛生的。
“安全と効率”の両立が、ここにも実現しました。
色が変われば、現場も変わる
手作りのカラーテープから始まった小さな工夫。
でも、その気づきが食品業界全体の安全性と効率化を押し上げたのです。
EBM江部松商事の開発は、いつも現場と共にあります。
1つの成功が次のヒントを生み、 そのヒントがまた新しい商品を生む――それが私たちのシナジーの循環。
色が変われば、作業が変わる。
作業が変われば、現場が笑顔になる😊
そんな“現場の笑顔”を支える商品を、これかもどんどん開発していかなくてはいけませんっ!
といったわけで3回に渡りお送りしてまいりました『商品開発秘話』シリーズですが、いかがでしたでしょうか?
3つとも全く異なるシーンで使用される商品ですし何の関連性もありません。
ただあるのは1つ、それは…
『お客様の困り事を解決したい』
これのみです。
そのためなら当社開発チームは決して妥協しません。
とはいえ商品開発のたびに何度トライ&エラーを繰り返したことか…
でもある開発メンバーは言います。
『それが商品開発の醍醐味でもあるから!』
大変なことはたくさんあるけど、まずは我々自身が楽しむこと!
でなきゃお客様にも伝わりませんからね!
EBM江部松商事はこれからも熱い想いを胸に商品開発に挑戦していきます。
そして今回採り上げた商品以外にもまだまだ想いの詰まった商品があります。
またいつか『商品開発秘話』でご紹介できる日を願って。
以上Mr.Kでした。
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