6月はアジが美味しい季節。
刺身もいいけれど、今日はひと手間かけて“自家製みりん干し”にしてみました。
魚を捌くところからはじまり、しっかり味を染み込ませて、じっくり水分を抜く。
ひと晩の時間と少しの道具があれば、ふっくら香ばしい逸品が完成します。
今回は、食品用浸透圧脱水シート「ピチットスーパー」を使って仕上げました。
魚の旨みをギュッと閉じ込めるこのシート、実はプロの料理人にも使われているんです。
それでは早速やっていきましょう!
アジを捌く
まずは新鮮なアジを用意します。
ウロコ・ゼイゴを取ったら頭を落として背中から開いていきましょう。
三枚おろしにして骨を抜いたら、軽く塩を振って余分な水分と臭みを取ります。
はじめての方でも大丈夫。
包丁がスッと入る感覚、身がきれいに分かれる瞬間が、ちょっとクセになります。
タレに漬け込む(みりん干しの味付け)
甘辛いタレは、家庭にある調味料で簡単に作れます。
お好みですが今回はめんつゆ2:みりん1:お酒1の割合で調味液を作ってみました。そこにアジを漬けて冷蔵庫で数時間。
味がしみていく様子に、だんだん仕上がりが楽しみになります。
ピチットスーパーで脱水&熟成
タレから出したアジはキッチンペーパーで軽く拭き、
ピチットスーパーに包んで、冷蔵庫で一晩。
このシート、実は浸透圧の力で余分な水分を抜きながら、魚の旨みを引き出してくれる優れものなんです。詳しくはオフィシャルページから!
一夜干しから燻製まで幅広く使える食品用脱水シート、普段から魚を扱うプロの現場でも愛用されている製品で、私たち江部松商事でも取扱っています。
魚のにおいや水分が気になる季節でも安心。
家庭用にも使いやすいサイズで、魚料理の幅が広がります。
取り出すとこんな感じのシートになっています。
裏表がないのでミルフィーユみたいにどんどん重ねていっても大丈夫です。
バットにこんな感じで敷いて、
お魚を挟んでいきましょう。お好みで白ごまを振って。…既にうまそう。
焼いて食べる:仕上げのひととき♪
一晩経ったアジは、身が締まり、見た目にもおいしそうなツヤが…
あとは軽くグリルやフライパンで焼くだけ。
※焦げやすいのでアルミの魚焼きシートなどを使うとうまくいきますよ。
片面3分ずつ焦がさないように焼いていきましょう。
ピチットを使うことで、余分な水分が抜け、焼きやすいのもポイントです。
皮目は香ばしく、身はふっくら。ご飯との相性は言うまでもありません。
それではいただきます!
…ウマイ!
旬の魚を使って、季節を味わう。
ほんの少しの手間と時間が、食卓をちょっと特別にしてくれます。
「ピチットシート」は、私たち江部松商事でもお取り扱いしています。
ご興味のある方は、ぜひお気軽にお問合せください。
以上ぐっさんでした!
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