皆さんこんにちは、ぐるっとキッチン編集部のMr.Kです。
大変ご無沙汰しております。
色々ありまして久しぶりの投稿となってしまいましたが、ぐるっとキッチンでは今後もフードビジネスや自社に関する情報はもちろん、飲食店や地元地域をぐるっと回って見つけたお役立ち情報を“ゆる~く”発信していきますので是非ご期待ください(個人的には県外への取材にもチャレンジしていきたいと思っております!)。
さて、まずはこちらの絵をご覧ください↓↓。
タイトルは「みんなでワニなる」。
美的感覚がほとんどない私でも、なんかいい絵だなぁ、と思ってしまいます。
ところでこの絵がどうした⁉って思ったそこのあなた☝
この絵は我が社のロビー、いわゆるお客様や仕入れ先様なんかがいらっしゃった際にお相手する日当たりのいい素敵な商談スペースの壁に飾られているのですが、どうですか?
なんかほっこりしません⁉
でもこの絵、ただの絵ではありません!
アーティストさんはもちろんですが、この絵が飾られていること自体にとっても重要な意味と意義があるのです!!
今回はそんなお話。
実はこの絵、障がいのある方が描いた絵なんです、信じられます⁉
でもそんな絵が何故うちの会社に⁉
この絵は1ヶ月3,000円/1枚、でレンタルした絵なのです(今風にいうとサブスク型⁉)。
そしてそのうちの500円がなんとアーティストさんへの収入として支払われるのです。
本来障がいのある方のアートは、福祉事業所などに飾られるケースが殆どで、それ以外で見かけることってあまりないですよね。
それに興味があって購入する方はいても、それは一時的な収入で継続的な収入にはなりません。
しかしそれらのアートを貸し出して街のいたる所に飾ることにより継続的な収入を実現する持続可能な事業なのです!
それがこちら↓↓
なんとも夢のある素敵な事業ですよね。
ある仕入れ先様へお邪魔した際にこの事業のことを知った弊社の社長がその意義に感銘を受け、自社にも取り入れたというわけです。
そんな事業を展開する事業所さんってどんなトコ⁉って調べてみましたが、チョッと難しそうな感じ…、でも気になる~。
これはもう直接お話を聞くしかありませんっ!!、取材決定です。
(ぐるっとキッチンもこういうテーマを扱うようになりました)
ということでまちごと美術館ことことさんのある新潟市まで足をのばすわけですが、せっかくなのでお邪魔する前に実際に“まちごと美術館”を体験してみました。
↑「未来都市3104(佐渡市)」
こちらは新潟駅南口のバスターミナル付近にあるアートですが、とても迫力のあるサイズです(写真じゃあまり伝わらないですね😢、見に行ける方は是非)
確信はありませんが、たぶん“3104”で“佐渡市”ですね!
最寄りのプラーカ1という商業ビルの中にも飾ってあるらしいので行ってみました。
↑「無題」
………深い
↑「表情」
鮮やかな色使いで気分が高揚しますね。
中でも私が個人的に気に入ったアートがこちらです。
↑「ときがいっぱい はーと」
群れをなしたトキたちからハート型が形成されています。
トキ1羽1羽のかわいらしい表情がなんとも言えませんね!
会社に飾る次のアートこれがいい!!って思いました。
おっといけません!時間もないのでそろそろ向かうといたしましょう。
さて到着~!(私としたことが緊張して建物の写真を撮り忘れましたw)
中に入ってみると…
階段を登る壁のいたるところにアートが、テンション上がってきましたよー。
そしていよいよ事務所に到着、お邪魔しまーす。
棚にはものスゴい点数のアートたち!(写真はほんの一部で実際は事務所の壁すべてに棚がありそこにびっしり入っていました)
よーく見ると付箋で色分けされています(貸出中や貸出予定などを区別するためです)。
圧倒されながら待っていたら本日お話を伺うお二人がいらっしゃいました。
高橋亜紀さん(左)と江口知美さん(右)のお二人です。
※お二人がお持ちのこのアート、かなり重要なアートなのですが詳しくは後程…
ちなみに高橋さんが3ヶ月に1回アートの交換にいらっしゃいます。
自己紹介も兼ねてしばらく取り留めのない会話で幾分緊張もほぐれたところで早速直接インタビューです!!
――まちごと美術館 ことことというのは、㈱バウハウスさんという企業様があるわけですけども、その中の事業のひとつなのでしょうか?
高橋さん:そうですね、事業部になります。
――バウハウス様の元々のお仕事はビルメンテナンスや清掃業務と伺っています。そんな中でこのまちごと美術館 ことことの事業に取り組まれたのはいつからなんですか?
高橋さん:2016年からですね。
――ではその事業に取り組むきっかけというかどういう経緯で始まったんでしょうか?
江口さん:株式会社バウハウスは、もともとビルメンテナンス業を営んでいましたが、2016年から「まちごと美術館 ことこと」の取り組みを始めました。きっかけは、社長の肥田野が新潟青年会議所(JC)の障がい者支援等を行う委員会に参加し、特別支援学校などを訪れたこと。そこでは、スキルを持ちながらも就職先がないという現実に直面します。 その経験から「自分たちに何ができるか」と考え、障がい者雇用に挑戦してみました。事務職や清掃のインターンを受け入れながら、短時間のアルバイトの方も含めて最大10人ほどを雇用しました。しかし、清掃現場では社員の理解不足や環境の課題もあり、なかなか長続きしない状況が続きました。 そんな経験を重ねる中で、「たかが一企業が数人を雇用したところで、社会は変わらないのでは」と無力感を感じるようにもなったのです。
そんなときに1枚の絵と出会ったんです、それがこちらの絵です。
(はい伏線回収~)
--こちらの絵との出会いのエピソードとは?
高橋さん:肥田野代表が色々な福祉施設に顔を出すようになって、そこでこの絵を見て、『何なんだこれは、素晴らしい!購入したい!!』と言って購入したんですよね。
――たしかになんとも言えないパワーは感じますね?
高橋さん:そうなんですよ、代表も一目で魅了されたみたいです。ただこの絵だけじゃなく、たくさんの絵が福祉施設で押し入れにしまわれているだけ、という状況を知ったのです。
お披露目の機会もなく、「これどうするの?」と聞いたら「良くて1年に1回ぐらい福祉関係の展示会に出すだけで、1回出したらもう終わり。だからといって捨てるわけにもいかないから溜まっていく一方」という話を聞いて、まず代表がこの絵を1枚購入したんですよ、たしか3万円くらいだったかな?
そうしたらその売れたお金で、塚田さんって作家さんなんですけど、その塚田さんが施設で使う掃除機を買ったんですよ。
『自分のためじゃなく、施設のために掃除機を買う』、このことがとっても興味深く、もう1枚買ってみたら一体塚田さんはどういう行動に出るか?と思い、購入してみたら、今度はなんと施設の皆さんにお寿司をご馳走したそうです。
「自分のためではなく、周りの人のためにお金を使う」、そんな障がいのある方の思いや性格に興味が湧いてきて、
『どうせ押し入れに入れられるだけであれば、何かこれがうまく循環するような仕組みが作れないかな⁉』
という発想につながっていったんです。
江口さん:この会社に来てくださった方が絵を見て楽しんでもそれはほんのごく一部じゃないですか?
ここで感じてもらえた思いや感情を街の中に点在させたらもっとハッピーになるんじゃないか、それとあとは継続的な支援ですよね。単発で自分が買ったときは一気にお金が入るんだけれども、人のためにバーって使うからそこでなくなってしまいますし、これを単発的な収入ではなく、他の施設でもこういうふうに同じように絵を描いている人がいるのですが、そういった方たちにも同じように継続的なお金が得られる仕組みができたらいいなぁ、って。
――そんなことからこの事業が生まれたわけですね、では具体的な仕組みを教えてください。
江口さん:作家さんが描いたアートを企業様へレンタルして、レンタル料として1ヶ月に3,000円をいただきます。
そのうちの500円が作家さんの収入となります。
アートは3ヶ月単位で交換するので、1枚のアートで1,500円の収入になるわけです。
――では、江部松商事のようにこのレンタル事業に参加している事業所さんは県内で何件くらいあるんですか?
高橋さん:現状は160ケ所くらいでしょうか。最近は新規も増えて、10月~11月の芸術の秋だと200ケ所くらいになりますよ。モスバーガーさんは期間限定ですね。
--このレンタルを始める事業所さんはどんなことがきっかけで始めるんでしょうか?
高橋さん:色々なケースがありますが、江部松さんのようにすでにレンタルを始めている企業さんでアートを見て、それに刺激されて始める、というパターンは結構ありますね。アートが刺激的だからどうしても目がいってしまうのでしょうね!。
そして美術館を始める際は必ずこれを1枚置いています。
これによってこの仕組みを一発で理解してもらえます。
――これうちの会社にもあります。
高橋さん:企業も障がいのある方も、共生社会に向けて今の時代で何かしたいけど一体何から手をつけていいのかわからない、という方がたくさんいらっしゃいます。
雇用したくてもできない、または障がい者雇用の経験がなく不安に思っている、という企業さんもいらっしゃいます。
その中で自分には何ができるんだろう、と思ったときにこの取り組みを知って、まずはここから始めてみよう、という感じで始める方も多いです。
――どんどん広がっていくわけですね。
高橋さん:私達の仕事って私の感覚としては障がいのある方たちを紹介して回るっていうイメージなんですよね。その作家さんを紹介するみたいな感覚です。
私もまちごと美術館で働くまで、福祉施設の事や障がいのある方々の事を詳しく知らなかったので、いったいどんな感じなんだろう?と思っていました。
ただ、この仕事を始めて色々な福祉施設に顔を出して、たくさんの人たちと出会うことによって、誤解が多いなってことに気づいたんですよね。 それで「こういうことは苦手だけどこういうことが得意なんだよ」、とかそういう方たちを、たくさんの人たちに紹介していければなっていう思いでやってるっていう感じですね。
--作家さん自体を展示する、みたいなイメージですね。
高橋さん:世の中が持つイメージと私が実際見たものに差があるなっていうのは思いました。もっとお互いできることがあるような気がします。
作家さん以外にもたくさんの方がいて、面白い方がいっぱいいるわけですよ。1つの建物の中にずっといるだけっていう状態があるんだなっていうのはすごく思うし、たまたま絵を描くことが得意な方々のツールとして、これを利用してっていう言い方は変ですが、作品レンタルを通して障がいのある方たちを知ってもらう入口になれればいいなっていう思いがまちごと美術館なんですよね。
--作家さん自体も収入を得ることによって創作に対する意欲も上がるんですか?
高橋さん:上がる方もいれば、全く無関心の方もいます。めっちゃ塩対応の方もいます。
ただ施設員の皆さんだったり、親御さんだったり周りの盛り上がりがすごいです。
周りの方々が盛り上がったり嬉しがったりしていると、作家さんご本人もまんざらではないという雰囲気になったり、やる気に満ち溢れたりします。
――作家さんたちも収入があることで「自分も社会と関わっているんだ」みたいな感覚があるんでしょうか。
高橋さん:ありますね、作家さんによっては自分で感じている方もいらっしゃるし、あの企業さんは自分のアートを飾ってくれている、とか。
――そこまでわかる作家さんいらっしゃるんですね!
高橋さん:作家さん本人もそうですけど、親御さんにも同じことがいえます。
「この子が経済の歯車になるなんて一生ないと思っていた、お金が入るようになって皆さんに喜んでもらえて、間接的ではあるが経済というところの歯車に入れたことが何よりも喜びです」っていうふうにお母さんからコメントをもらったりもしました。
――そうなってくるとそれが生きる力や生命力のようなところにまで繋がっていきますね?
高橋さん:そうですね、うまく喋れない方や自分をうまく表現できない方がアートで自己表現をする、自分の表現や自己主張をみんなに認めてもらえるっていうのは相当な喜びですよね!
――アーティストさんは皆さんどちらで描いてらっしゃるんですか?
高橋さん:自分の家で描いている方もいれば福祉施設で描いている方もいます。
家で描いていアーティストさんで石栗さんという方がいるのですが、創作の準備に2週間くらいかかったりします。全てのペンの調子を整えるところから始まるんです。
そんな石栗さんの描いた絵がこちらなんですが、これなんだと思いますか?
――チョッとまってください・・・、わかりません。
高橋さん:これ全部ペンで描いているんですけど、これ迷路なんです。
――本当の迷路なんですか?
高橋さん:はい、でホントにゴールできるの⁉って聞くと、「ゴールできなきゃ迷路じゃないよね!」って木村拓哉さんばりの喋り方をするんですよ(笑)
ちゃんとスタートとゴールがあるでしょ?
――ところで最近『ダイバーシティ』というワードをしばしば耳にすることがあるんですが、どういう意味ですか?
江口さん:ダイバーシティだけでいうと「多様な」、そこにインクルージョンが加わると「包括する」といった感じです。
たしかに今普通に言うようになってきて便利な言葉ではあるんですが。
--なるほど、「包括する」ですね、でも難しいことばです。
ところでこのアートのレンタル事業を始める前と始めた後で世間というか、社会的に変わったこととかありますか?
高橋さん:あくまで私の感覚ですが、時代がついてきているので、障がいのある方への理解が深くなったというか、「身近な存在」ということに気づいてもらえているというのはすごく感じます。
「今私は原信さんにいるんだけど、絵を見て感激してどうしてもこの気持ちを伝えたくて電話しました」と熱い感想のお電話をいただくこともあります。
また企業の方でも、絵を見ることによって癒されるとか、そういう感想からだんだん月日が経つにつれて、「どういう生活をしてるんだろう」とか、「どういう1日を過ごしてるんだろう」とかそこまで想像が及ぶようになったってお話いただいたりして、絵の交換に行った際に福祉施設のお話をすると、「もっと僕たちにできることあるんじゃないだろうか」っていうお話をいただいたりもします。だから絵を飾ることによって、人の意識が良い方に変わってきているんだなっていうのは長くやってきて思いますね。
――それでいうと我々江部松商事って厨房用品を販売する企業ですが、もし福祉施設とかに厨房があって、そこで調理をしていたらそこはうちのお客様かもしれませんね、厨房あるところ江部松商事あり、って感覚でやっていますから。
高橋さん:そうですよ、江部松さんにもきっとまだまだ出来ることがありますよ、今度是非一緒に行きましょう!
--そんな機会があったらいいですね。ではこの事業はどんどん大きくなってきているんですか?
高橋さん:はい、大きなってきていますね。じつは「まちごと美術館」という名前で商標を取ったんですよ。
街に絵をいっぱい飾って共生社会を目指そうという取り組みなんですが、この取り組み自体に惚れ込んで、県外からの視察もたくさん受けています。
その中でも愛媛の方々が自分たちも「まちごと美術館」をやりたい、というお声をいただいて、愛媛の方でも始まりました。
今後もっと増えていくであろうと思います。
――FCみたいな形ですね。
高橋さん:地元の障がいのある方たちを地元に紹介して、自分たちに何ができるか、共生社会って一体何なんだろうかって考えるきっかけになるものなので、取り組み自体としてはいろんなところに広がった方がいいわけですよ。
単なるアートのレンタルとか福祉事業所の活動というわけではなく、あえて私達は株式会社の事業部として持続可能を目指してやっていますし、決してボランティアではありません、でないと意味がないんです。
補助金、助成金なしでどこまでできるか、という理念もあります。
だから商標を取ったこの取り組みを全国に広げていこうというのが代表の思いでもあるんです。
――今後このムーブメントがどんどん広がっていくんですね。
それでは最後に、このまちごと美術館がこれから目指す未来とは?
高橋さん:福祉施設に行くと作家さん以外にもすごいキラキラした方たちがいっぱいいるんです。絵は描けないかもしれないけど例えばネジを2回半でピッタリと止めることができて、それを1日に何千本もこなす方がいたりとか、いろんな特徴があってそれがたまたま絵じゃないってだけで、そういう方たちにも絶対にいい仕事があるはずなんですよね。
私はそういう方たちにも得意になれるお仕事があって収入に繋がるような世の中を目指したいんです。
アートレンタルではないけど、それもある意味まちごと美術館だと思います。
まちごと美術館を通してもっと特性を活かした仕事がみんなにうまく回るような仕組み作りができればいいな、と思っています。
江口さん:弊社はまちごと美術館も然り他の事業部もあわせて、共生社会作りをテーマにしているんですね。だからアートはひとつのきっかけにしか過ぎない、ほんの入り口なんです。
企業さんにしてもそうなんですが、絵を飾りました、社員さんがそれを見て楽しいね、で終わらせるのではなく、ストーリーを続けていきたいんです。
街全体で共生社会を築いていけたらいいですね。
とにかく絵以外にも障がいのある方が活躍できる場面はたくさんありますから。
アート以外でいうと、私は就労の方をメインでやっているので、アルビレックスさんのホームゲームの際のスタジアムの観客席のゴミ拾いをして、わかりやすいエンタメの場所で障がいのある方々が活躍したりとか、とにかく就労の方に繋げている立場なので、それこそ江部松商事さんにも椅子のクリーニングの際に福祉施設さんを連れて行って一緒に作業もさせていただいたんですよ! (終)
そういえば以前私たちが日々座っているオフィスの椅子の一斉クリーニングがありましたが、江口さんがいらっしゃっていたとは!
アートレンタルの事業のずっと前から繋がっていたんですね、なんか不思議な縁を勝手に感じてしまいます。
とにもかくにも高橋さん、江口さん、お二人ともありがとうございました。
ここまでのお話はインタビューのほんの一部です(全部紹介できないのが残念)。
普段中々接することのない世界の方と関わることができ、とても刺激を受けました。
実は今回のブログ作成にあたり、私自身葛藤や不安がありました。
福祉関係に詳しい知識があるわけでもなく、興味本位で扱うにはあまりにも重いテーマだと感じていたりして…。
しかしお二人の想いや情熱に触れるにつれ、確かにまだまだわからないことだらけですが、若干難しく考え過ぎていたのかもしれません。
アーティストさんのお話は楽しいし、アートを見れば素直に「なんかいいなぁ」って感じるし、それでいいんじゃないかなと。
特別なことはできないかもしれませんが、こういう気持ちになることがまず第一歩です。
みなさんももしどこかでまちごと美術館に出会ったら、アーティストさんやそれに関わる方々の気持ちを想像しながら絵を見てみてください。
きっと今までとはチョッと違って見えると思いますよ!
まちごと美術館さんはこれからも、
「障がいのある方⇔企業」
「障がいのある方⇔街の人」
「同じ想いを持つ企業⇔同じ想いを持つ企業」
をどんどん繋げっていってくださることでしょう!
以上芸術には全く造形のないMr.Kでした。
とここで終わってもいいのですがもう少しお付き合いください。
高橋さんのお話の中で出てきた原信さん、県内外でスーパーマーケットを68店舗展開する新潟を代表する企業さんです。
そんな原信さんも今回のアートレンタル事業をいち早く取り入れられているんです。
原信さん自体もSDGsに取り組んでらっしゃって、雇用面でもダイバーシティを推進なさっているそうです。
スーパーマーケットとアートのコラボレーション、これは気になりますね~。
ということで原信吉田店さんへ行ってみましたよ。
見ているだけで楽しくなってきます。
ここにもありました、「ときがいっぱい はーと」。
やっぱりこれいいです。
壁全部を使ってのこのアートは圧巻でした!!
カフェスペースがさながら美術館です。
それから原信さんのオリジナルブランド「Hana‐well(ハナウェル)」。
なんとブランドのパッケージにまちごと美術館のアーティストさんのアートが使われています。
こちらはカフェスペースにあったアートですね。
とにかくアートがブランドイメージにピッタリです。
思わずジャケ買いしてしまいそうなこの雰囲気、パッケージって超重要です。
原信さんへお越しの際は是非チェックしてみてください。
同じ新潟県でともにアートレンタルを行っている企業同士、シンパシーを感じてしまいました。
いつか是非お話を聞いてみたいです!。
~お・ま・け~
これは江口さんの名刺入れなんですが、実はこれも福祉施設で作られたもので、米袋で作ったそうです。
このセンス、はっきりいって脅威です。
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