心と体が、ふっとほぐれるお昼の時間を
お昼の時間、あたたかい汁物を一口飲んで、ホッと一息。
江部松商事が現在準備を進めている社員食堂「おみおつけ」には、そんな時間を届けたいという想いが込められています。
「おみおつけ」は味噌汁の意味。
社員にとって、日々の仕事に寄り添い、気持ちを前向きにするような――まさに“味噌汁のような存在”でありたい。
今回は、その「おみおつけ」で働く予定のふたりの調理スタッフに、オープン前にお話を伺いました。
ふたりとも、この食堂のために新たに採用された、江部松商事の“新しい仲間”です。
現在の準備の様子は、公式Instagramのハイライトからもご覧いただけます。
「おみおつけ」という名のもとに集った二人
調理スタッフの諸橋さんと木村さん。
それぞれが異なる経験を持ちつつ、同じ目標のもとで出会いました。
―「おみおつけ」という名前を聞いたとき、どう感じましたか?
「お上品そうな名前で…名前負けしないように頑張らなきゃと思いました」
そう話すのは、諸橋さん。
何もないところから“食堂をつくる”というチャレンジに惹かれ、江部松商事の一員になりました。
一方で、「昔ながらの温かみを感じる、素敵な名前だと思いました」と語るのは木村さん。
「社員の皆さんにとって、ほっとできる存在になれたらうれしいです」とやさしく笑います。
「料理人としての原点は、スープにある」
「料理人を志したきっかけが“センチュリースープ”を作りたいという夢でした」
そんな強い想いを語ってくれたのは諸橋さん。
※センチュリースープとは、漫画『トリコ』に登場する架空のスープ。「100年に一度しか完成しない」と言われる超希少スープです。の作中でも重要な食材・料理のひとつとして描かれており、トリコや小松たちが壮絶な冒険を経て探し当てる、物語の大きな山場の一つです。
-汁物やスープは、彼の料理人人生のはじまりであり、原点でもあります。
一方で木村さんも、「味噌汁は、日本の食文化の原点」と表現します。
「飲むと落ち着く。そんな存在を、忙しい日常の中でも提供できたら」と言います。
「毎日通いたくなる食堂」を目指して
「和食・中華・イタリアンなど、ジャンルにとらわれず楽しいメニューにしたい」
そう話すのは諸橋さん。
「この世のすべての食材に感謝し、素材の力を最大限に活かすこと」が信条です。
「多忙な仕事の合間にホッと一息つける、そんな時間を作りたい」とも語ります。
木村さんは「健康的で、ほっとできて、飽きないこと」を大切にしているそう。
「栄養バランスはもちろん、午後の仕事も頑張れるような満足感のあるメニューを心がけています」
また、「道具の特性を活かした調理もしてみたい」と、厨房用品を扱う江部松商事ならではの視点も持ち合わせています。
社員と向き合える場所で
「前職でもお客様との会話が楽しみだったので、また同じようにできたら嬉しいです」
そう語る諸橋さんは、見た目はインテリ系。でも実はアニメや相撲、ボルダリングなど、体を動かすことが好きという一面も。
「体張るタイプのほうが性に合っているんです」と、照れ笑いを浮かべます。
写真:ウォーズマンにキン肉バスターを掛ける諸橋さん。
一方、木村さんは「顔が見える距離で料理を出せるのが楽しみ」と話します。
「普段は落ち着いていますが、野球やサッカー観戦では熱くなって大声で応援してしまうんです」と、意外な一面も。
週末は自然の中でキャンプを楽しみ、そこでつくる料理にも魅力を感じているのだとか。
最後に、社員の皆さんへ
「星印がついていなくても、社員の皆さんの三ツ星の笑顔が、私たちの宝物になります!」(諸橋さん)
「毎日通う食堂だからこそ、美味しくて健康的でホッとする食事を提供していきたいです」(木村さん)
“おみおつけ”の開店まで、もうすぐ。
温かさと笑顔に満ちた、社員のための食堂が、今まさに形になろうとしています。
昼休みに、ふわっと湯気が立ちのぼる温かな食事と、笑顔が交わされる会話の時間。
そんなひとときが、午後の仕事に向かう背中をそっと押せるような、そんな場所になれたらと思います。
これからも、社食の完成までの様子や調理スタッフの取り組みなどを、社内外へSNSなどを通して発信していきます。
「おみおつけ」のこれからを、どうぞ見守っていただけたら嬉しいです。
おいしいごはん、たのしみにしています!!
以上、ぐっさんでした!
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