通水100周年!知っているようで知らない「大河津分水」が今アツい!


こんにちは。

ぐるっとキッチン編集部、ぐっさんです。

みなさん、大河津分水(おおこうづぶんすい)って知っていますか?

私たちが生活する燕市には大河津分水という人工河川があります。

この人工河川によって越後平野に住む私たちの生活は守られているのです。

その大河津分水がなんと今年通水100周年を迎えました!

というわけで、大河津分水について改めて勉強しましょう。




大河津分水とは

新潟と長野を流れる信濃川(長野県では千曲川)、実は日本で一番長い川なんです。

さかのぼること江戸時代、かつて暴れ川と呼ばれた信濃川は3年に一度洪水が起こり、水はけの悪い越後平野は甚大な被害を受けていました。明治中期には「横田切れ」と呼ばれる歴史的大水害が越後平野を襲い、これをきっかけに一段と水路整備の声が高まりました。平穏を願う地元の人々の声から建設された放水路、それが大河津分水。信濃川上流からくる水流を日本海へと放水するための人工河川というわけなんです。





う~ん・・・そう言われてもいまいちよくわかりませんよね・・・

大河津分水路工事をざっくり説明すると





信濃川が氾濫するから、流れが日本海に最も近づくポイントから海までの10㎞の水路を掘っちゃおう!

~山もぶち抜いて~


・・・ってことなんです。

やばくないですか?普通に考えて。

携わった人数1000万人、工期15年。

100年以上前とは思えないとんでもない規模の工事だったことがわかります。

ではどうやって水の量をコントロールしているか見ていきましょう。





















・・・







・・・







ちょっと画力が足りませんのでお借りした画像をもとに

説明していきましょう。

大河津分水とは?


画像向かって左が上流、分岐上方向が日本海、逆側が信濃川です。

上流域が洪水の時は洗堰から毎秒270㎡まで下流に流し、信濃川下流域が洪水の時は洗堰を閉め、全量を日本海へ流します。逆に渇水の際は可動堰を閉め下流に優先的に流します。こうして水の量をコントロールしているのです。




簡単に年表で振返ってみましょう。





では、大河津分水とその「堰」とはどんなスゴい設備なのか、詳しく見てみましょう!

洗堰(あらいぜき)

1秒間で25mプールがいっぱいになる水量(270㎡/s)を流しています。


可動堰(かどうぜき)

迫力満点!日本一大きいラジアルゲート(弧状の扉体を持ち、軸を中心に扉体が上下するゲート)は圧巻です!


国登録有形文化財となった旧洗堰

某ロボットアニメの発射台みたいでカッコイイ!デカイ!!


旧洗堰の上は歩道になっており資料館と操作室の間を繋ぎます。


地元の子供たちが書いた100周年記念の飾り付けに心も洗われます(洗堰だけに…)



魚道

可動堰・洗堰共に魚が通れる道を確保してあります。環境にも配慮しているんですね~。



またアニバーサリイヤーの今年はイベントも盛りだくさん!

8月25日には記念式典も行われました。


記念放水に皆興味津々!




8月1日(月)~9月30日(金)までにSNSでハッシュタグ「#大河津分水ありがとう」とつけて発信すると抽選でプレゼントがもらえるキャンペーンも開催中!

是非見て、学んで、楽しめる大河津分水に一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

詳しくは大河津分水100周年サイトより






~おまけ~





近くには和菓子屋もあり、食べ歩きもお勧め!



ソフトクリーム(バニラ)300円(税込み)




この日は非常に暑かったのでソフトクリーム頂きました。

トルコアイスみたいなもっちり食感がたまりません!!

他にも大福やみたらし団子はもちろん、かき氷等冷たいメニューもたくさん!

大河津分水に寄った際には是非お立ち寄りください~。



坂田屋本店

所在地: 〒959-0123 新潟県燕市大川津1073

営業時間: 9:00~18:00

電話: 0256-97-1660



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