こんにちは。
ぐるっとキッチン編集部、ぐっさんです。
江部松商事は6月末にアメリカヒューストンで開催された
「RAMEN/IZAKAYA EXPO2022 in USA」に出展して参りました!
Ramen Expo USA | Houston | Jun. 25th & 26th 2022
なぜアメリカでラーメン??イザカヤ??と思われる方も多いかもしれません。
実はアメリカでは2000年代、韓国系米国人であるデビッド・チャン氏が経営するMOMOFUKUの開店を皮切りにラーメンブームが続いており、一風堂や一蘭などの日本でも名のあるチェーン店が続々とニューヨークに上陸しているのです。
そこからさらに数年、ニューヨークからロサンゼルス等全米各地へラーメンブームは伝播し、いまや一過性の「ブーム」ではなく「文化」として根付き始めているのです。
us-report-201812r2.pdf (jetro.go.jp)
【ジェトロ2018年米国における日本食レストラン動向調査-より】
日本のいわゆるラーメン屋と違い、アメリカではラーメン+お酒=異国情緒あふれるおしゃれなデートスポットのようなイメージが強いようです。
ということで早速ヒューストンのダウンタウン近くの人気ラーメン店「陣屋」さんへ市場調査?に行ってまいりました!(展示会は??)
ブティックのような外観、大きいガラス戸がおしゃれ
お店は少し薄暗く、上品なムードが漂うまさにデートスポット!という感じ。
女子会やカップルで店内は満席。列になって並ぶのもラーメン屋のだいご味、みたいな認識だそうです。不思議ですね~
アメリカでは圧倒的に豚骨ラーメンが多いイメージですが今回は味噌ラーメンに挑戦。
スパイシー・ウマミ・ミソ・ラーメン 約1500円
・・・辛い!!!
ただなんというか日本の激辛の唐辛子、というわけではなく何かカレーっぽい感じの旨辛なテイストに味噌を併せた味です。
最近の日本の味噌ラーメンは味濃いめ、ニンニクたっぷりでガツンとくるイメージですがそれと比べると少し味は薄目で日本人には少し物足りなさがあるかも。
ただ、これは現地の方の好みに合わせているのでこういう味になっているんですね~。
ビールは「SAPPORO」「KIRIN」もあり、日本を感じることができました。
さて!本題に戻りましょう。
会場はヒューストンNRGセンター。広大な敷地内にコンベンションセンター、ドーム、フットボールスタジアムがある施設です。ちなみに外気温は39℃。汗がとまりません。
NFLヒューストン・テキサンズの本拠地「NRGスタジアム」
会場前のエントランス。早速並んでいますね。
当社ブースは入場ゲートの目の前!集客が期待できそうです。
弊社オリジナルブランド包丁「松翠」シリーズも展示していますよ~
RAMEN/IZAKAYA EXPOは製麺業者、食品メーカー、飲料メーカー、調味料、食器、調理道具など、ラーメン、居酒屋に関する業者が一堂に会する展示会です。年一回開催で各都市を回ります。前回はシカゴ、今回はヒューストンでの開催です。
客層は主に飲食店オーナー様。寿司やラーメン、酒類を提供する方が新たな食材や調理道具を求めていらっしゃいます。
日本でも有名な調味料メーカーの試食に並ぶ人たち
今回当社ブースで特に目を引いたのは「箸」
日本の全国各地のラーメン屋で使われている曙産業さんのぐる麺箸orトルネード箸。
箸文化ではない彼らがうまく麺をつかむのは至難の業。割り箸も確かにつかみやすいですがサステナブルな時代に合わせてリユースできる箸は需要に直結したのではないでしょうか。
左から 六角ぐる麺箸、ぐる麺箸(極太)、トルネード箸
見たことがない形の箸に興味津々
日系の方も多く、日本の調理道具を見るとみんな嬉しそう!
実は今年で3回目の出展になるラーメンエキスポ。最初は右も左もわからない状態でしたが数年越しに展示商品の問い合わせが来たり、「今年も出ているね~!」なんて言ってもらえたり。少しずつですが海外の方にも江部松商事を知ってもらえているのかな?という実感が湧いてきました。食の「ワクワク」は万国共通。それを演出する調理道具のすばらしさ、燕の製品のすばらしさを世界の人々に届けたい。地道ですがそんな思いで海外の展示会への出展を行っています。
みなさん海外に行って燕の商品を発見したら是非おしえてくださいね~!
0コメント