こんにちは、ぐるっとキッチン編集部、Mr.Kです。
いやぁ~しかし今年の夏は暑いですね🥵
体温超えどころか、各地で40℃に迫る日なんかあって、チョッと異常ですね!
(ちなみにお隣三条市の8/14の最高気温はなんと39.8℃!、この日の全国の最高気温でした、新潟県って実は案外暑いんですよ!)。
皆さん具合悪くなったりしていませんか!?
でも夏の暑さで具合が悪くなるのは何も人間だけではありません!
我々が生きていく上で欠くことができない「食品」だって具合悪くなりますよね!?
そうなってくると怖いのが…、そう、「食中毒」です!!
(マジ怖~い、絶対かかりたくない!)
何故突然こんなお話しをするかと言いますと、それにはちょっとした理由がございます。
最近、当社の出荷作業をしていて、『なんか最近よく出るなぁ~?』って思う商品があったんですよね。
とりあえずご紹介します、それがこちら↓↓
「フリージングボール」です!!
この商品ですが、恐らく私が入社した時(もう20年以上前(笑))にはもうあったかと思います。
一件何の変哲もない蓋付のバットなんですが、最近良く目にするような気がするんです。
なんか気になるな~
私一度気になるとほっとけない性分です。
調べてみたら、その側面にはなんとHACCP的な観点があったんです。
HACCP!?
HACCPときたらうちにはHACCPコーディネーターがいるじゃないですか!!
そう、皆さんご存知営業部Hさんです!!
早速聞いてみました。
Hさん「調理の工程で食中毒を引き起こす微生物が繁殖しやすい温度帯があるんです。こ れを危険温度帯といい、大体10℃~60℃の温度帯が該当します。 出来上がった料理や食品をすぐに提供しない場合は常温で放置してしまいがちです。
でもこの温度帯でもごく短時間で通過出来れば有害レベルまでは増殖しません。そのためには調理した食品は小分けにしたりしてすばやく冷却する事がとっても重要なんです。」
(※花王プロフェッショナル衛生ナビより引用させて頂きました)
へぇ~そーなんだ!!流石HACCPコーディネーター!
んっ、小分けにして冷却…!?
だからフリージングボール!!(つながりましたね)
たしかに急速冷却するにはブラストチラーみたいな機械があれば便利ですけど、かなり高価な機械ですし、どこの飲食店にもあるような設備じゃないですもんね。
さらに、小分けだけならただのバットでもいいんじゃないの!?って思いますが、外部からの汚染も防げるから断然蓋付きがBESTなんです。
こちらの商品はサイズ、形状、仕様がたくさんありますよ。
多くの細菌は10℃以下では増殖がゆっくりとなり、-15℃以下だと増殖は停止する、と言われています。細菌を増やさないコツは「低温で保存する」事が重要なんですね。
ちなみに『大量調理施設マニュアル』では、食材を加熱後に冷却する場合、30分以内に20℃以下、または60分以内に10℃以下の冷却が推奨されています。
ただし、ウエルシュ菌の存在を忘れてはいけませんよっ!!
(んっ!?、また聞いた事ない細菌の名前(・_・;)、でも食中毒に起因するケースが多い細菌のようです、気になる方は調べてみて下さい)
ご存じの方も多いかもしれませんが、カレーとかシチューなんかを再加熱する場合は提供直前に空気に触れさせるように良くかき混ぜながら十分に加熱する。
これメチャクチャ重要なポイントです☝
そしてここで再びHさん登場!!
Hさん「その肝心な冷蔵庫ですが、調子が悪かったり、故障していたりして、結果中の食品
がダメになってしまった、なんて話もあるみたいですよ。」
それは悲惨…(´;ω;`)ウゥゥ
Hさん「扉を閉めたままでも庫内温度が外から確認できるようにしておけばいいんです。」
そんな時に便利なのが…」
あっ、それならMr.Kでもわかりますっ!!
言わせて下さい、これですよね?↓↓
「隔測温度計」ですね!!
センサーを庫内に差し込み、本体を外に設置する事で外から中の温度を測定できる訳です。
また機械の故障の発見にもつながります。
普段あまり気にした事ないですけど、とっても考えられた商品ですよね!!
しかも2針式だと、冷蔵庫内だけでなく、冷凍庫内の温度も確認でき一石二鳥って訳です、便利ですね~😊
今回ご紹介した商品はどちらも新商品って訳でもなく、ずっと前から当たり前のようにあって、当たり前のように出荷している商品たちです。
でもこうやって普段よりほんのちょっとでも気にしてみた事で、用途やポテンシャルを再認識でき、いろんな『気づき』にもなりました。
人生日々勉強ですね~!!
8月も後半だというのにまだまだ暑い日が続きますが、体調だけでなく、食の安全にも注意してこの夏を元気に乗り越えましょう!!
それから今回、記事を監修頂いたHACCPコーディネーターのHさん、ホントありがとうございました。
それこそ日々勉強で、こちらの質問になんでも即答できる知識、脱帽です。
以上Mr.Kでした。
※ちなみにぐるっとキッチンでは他に食中毒予防のためのお役立ちアイテムの記事がございますのでよろしければ是非!
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