こんにちは、ぐるっとキッチン編集部ぐっさんです。
なにやら怪しい雰囲気で始まりましたが、今回は業務用厨房用品を扱う会社らしい内容にしてみました!
皆さんグリストラップってご存じですか?
グリストラップは、業務用の厨房に設置が義務付けられている「油脂分離阻集器」のことです。厨房から出る排水に含まれる油やゴミなどを直接下水道に流してしまうと、自然環境へ悪影響を及ぼします。それを防止するための装置がグリス(油脂)トラップ(せき止め)です。
引用元:http://www.suzuki-oil.co.jp/environment/greasetrap/about/
このグリストラップ、油を分離する装置ではありますが、浄化する装置ではないので放置していると酸化した油や生ごみの破片から悪臭が発生し、害虫の温床となり不衛生な環境になっていることが少なくありません。また最悪油分や汚泥が先の排水管を詰まらせてしまうこともあり、定期的な清掃が必須といえます。
しかし現実的には時間の制約などから清掃が行えていなかったり、定期的に行っていても臭いや不衛生な作業の為、いわば「罰ゲーム」的な作業になっていたりと、飲食店の抱える問題点になっていることが多く見受けられます。
そこで今回紹介するのが無害万能洗浄剤「Z.EM.V(ゼンブ)」
論より証拠、まずはこちらの動画をご覧ください。
※お食事中の方は閲覧を控えた方が良いかもしれません※
どうですか?すごくないですか?
要するにこの粉が油を分解してくれるようですね
ちょっとイメージしづらいかもしれませんので実験していきましょう!
まずはグリストラップに見立てたてて水に廃油を入れていきます
少し時間を置くと油と水できれいに分離します。
そして魔法の粉の登場。しっかり量っていきましょう。
今回は60℃のお湯約0.5Lに25gを溶かしていきます。(20倍希釈)
投入した瞬間「シュワシュワ」っと言いながら溶けていきます。
嗅いでみましたが無臭で刺激のある感じはありません。環境にやさしいのも頷けます。
いざ!投入!
あっというまに白濁していきました。少し混ぜた状態がこちら
寄ってみても分離していないことがわかります。
数時間放置した結果がこちら。
みての通り数時間経過しても油が分解されて再結合もしていないことがわかります。
白く濁っているのはまだ油を分解できる成分が溶け出しているからで、この状態で排水すると配管の油も薬剤の効果で分解され、日常的に流していくことで配管詰まりを防いでくれるのです。ラーメン屋さんではよく配管詰まりなどが起きているようで、解消するのに結構な費用がかかるとか。
流すだけで見えないところも日常的にケアされるのは嬉しいですよね!
スプレー缶などで吹きつけて吹きあげればキッチン周りの頑固な油汚れも簡単に落とすことができます!業務用だけでなく是非ご家庭でもお試しください~。
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